ビジネスマン必読!1日5分の「靴磨き」で靴を劇的に長持ちさせる方法

ビジネスマン必読!1日5分の「靴磨き」で靴を劇的に長持ちさせる方法

あなたは、日ごろからどのくらい靴に気を遣っているだろうか。

おそらく、この記事を読んでいるのは

  • できるだけ靴の手入れをしているが、いまいち長持ちしない
  • 手入れの方法が間違っているのか不安
  • 良い靴を買って、これからちゃんと手入れをしよう!と思い立った

という方が多いのではないかと思う。

筆者は仕事柄、経営者の男性に会うことが多いのだが、皆かなりの割合で足元に気を遣っていることが分かる。

「成功者は足元を見ればわかる」というのは、あながち間違いではないと思っている。

そして、彼らを見習って自分も靴の手入れをしっかりしたいと、地元の靴屋を継いだ友人に教わることにした。

不思議なもので、毎日手入れをするほどに、靴への愛着が増していくのを感じる。

そして、体感値だがそれまでの倍以上、靴が問題なく履ける状態に長持ちするようになった。

ある社長と会ったとき、しっかりとした光沢があるが独特な風合いの革靴を履いていたのが印象的で「いつ頃から使っているんですか?」と尋ねたことがあった。

成功者ほど靴を大切にケアしている

彼は「履き続けてもう20年になるよ」と言っていた。

しかも、そこまで高い靴ではなく、社会人になったときに初めて買った一足だそうだ。

このエピソードだけでも、決して高価な靴を買う必要はないということが分かるだろう。

適切な手入れを行うだけで、安物の靴であっても長く使うことができる。

  • 安価な靴を10年履き続けた結果
  • 高価な靴を1年で履きつぶした結果

が同じくらいの汚れ具合ということもあるのだ。

今回の記事では、ビジネスマンに向けて

  • 家に帰って5分で実践できる靴の手入れ
  • 1か月に一回は実践してほしい、靴磨きのステップ
  • 靴にありがちな3つのトラブル

を徹底解説しよう。

この記事を読めば、あなたも今日から靴磨きの習慣をスタートできるだろう。

ちなみに、筆者が靴磨きの方法を習得するうえで参考にしたのは以下の3冊だ。


これでピカピカ!革靴のお手入れ
一流の人はなぜそこまで、靴にこだわるのか?
靴磨きの本

今回の記事を執筆する上でも、改めて参考にさせてもらった。

1日5分でOK!家に帰った後でやるべき日ごろの手入れ

家に帰ったときの靴の手入れ方法
靴はいつも履く人の体重を支えるだけでなく、つねに地面や泥、ホコリにさらされている。

思っている以上に靴には負担がかかっていると思って良い。

だからこそ、1日5分でも毎日の手入れが重要だ。

ここでは、靴を倍長持ちさせるための日ごろの靴の手入れをお伝えしよう。

基本的には

  • ホコリを落とす
  • 乾燥させる
  • シューツリーを入れて保管

といった簡単なステップだが、気をつけるポイントはいくつか存在する。

日ごろのケア・靴磨きに必要な道具一覧

靴磨きに必要な道具一覧

以下の道具が自宅になければ、ぜひ揃えておこう。

日ごろのケアはもちろん、1か月に一度を目安にしっかり靴磨きを行う際に必要な道具たちだ。

  • シューツリー
  • 馬毛ブラシ
  • 豚毛ブラシ
  • 乳化性クリーム
  • クリーナー
  • 油性ワックス
  • 布:毛足の短いもの
  • 布:ネル記事

その他、場合によって使い古しのストッキングなどあれば役に立つ。

(1)ホコリを落とす

1日履いただけでも、靴は見えないレベルのホコリにさらされている。

そのままにしておくと、汚れがたまるだけでなく、カビの栄養になってしまう。

馬毛ブラシを使って、軽くホコリを落とすことを徹底しよう。

(2)一晩乾燥させる

足がかく汗の量は、1日コップ半分とも言われている。特に夏場は要注意だ。

たっぷり含んだ汗を残さず乾かすために、履いた靴は下駄箱や棚に入れずに、そのまま風通しの良い場所に置いておこう。

汗かきの人は、乾燥脱臭剤を使用することをオススメする。

もし雨に濡れてしまった場合、丸めた新聞紙を中に入れることが有効だ。

(3)シューツリーを入れ保管する

一晩置いて充分乾燥したら、シューツリーを入れて保管しよう。

シューツリーには

  • ソールの反り返り
  • 履きジワ

を防ぐ効果がある。

木製のシューツリーを使うことで、取りきれなかった湿気を吸収することができる。

1か月に一回は実践したい!靴磨きと手入れの簡単ステップ

1か月に一度は靴磨きを実践しよう
ここまで、日ごろぜひ行ってほしい靴のケアについてご説明したが、1か月に一度は、紐まで外してきっちり靴磨きを行うことで「持ち」が格段に良くなる。

次は、靴磨きの簡単ステップを解説しよう。スタートは日ごろの靴ケアと流れは同じだが、その後でより細かい工程がプラスされることになる。

(1)紐・バックルをまず外す(所要時間5分程度)

意外と怠りがちな方も多いのだが、靴磨きの前には紐やバックルは外しておこう。

紐は材質が革ではないことも多く、クリーナーが汚れのもとになってしまうこともある。

そして何より、紐がついた状態だとすみずみまで磨くことができない。

以下の3つのポイントに注意して準備しよう。

紐の通し方・バックルの留め方は写真を撮っておく

紐などを外した際に「どうやって紐を通してあったのか…」忘れてしまった経験はないだろうか。

通し方の基本は分かっているつもりでも「左右どちらを上に通すか」といったことで迷ってしまう場合も少なくない。

バックルも同様で、どのようについていたかをスマホなどで写真に撮っておくことをおすすめする。

靴の中は除菌ウェットティッシュでふき取る

一旦、靴磨きを始めると、靴の内部にはあまり触れることができない。

磨き途中の靴は手であまりベタベタ触れないことと、後述するがシューツリーを使った方が良いからだ。

そのため、磨きはじめる前に内部の汚れを除菌ウェットティッシュなどで拭いておこう。

シューツリーは必ず使おう

シューツリーのイメージ画像
靴の型崩れを防止するシューツリー(またはシューキーパー)は靴磨き・手入れの必須アイテムだ。

日ごろ、靴の保管をする際にも活躍するものだが、靴磨きの際にも入れておくことで、型を維持して磨くことができる。

(2)ホコリを落とす(所要時間5分程度)

馬毛ブラシを使って、細部までホコリを落としていく。この工程は日ごろの手入れと同様だ。

さきほどの工程で紐を外した羽根の内側や土踏まずは特にホコリがたまりやすい。

ホコリをかき出すように、ブラシを往復させてブラッシングしていこう。

(3)クリーナーでふき取る(所要時間10分程度)

この段階で、いきなり油性ワックスなどで磨きはじめる方も多いが、次はクリーナーを使うのが正解だ。

指にやわらかい布を巻きつけて、くるくると円を描くように拭いていこう。

多少力を入れるくらいがちょうど良い。

クリーナーには

  • 汚れや古いクリームを取り除く
  • 固まったり、余分なワックスを取り除く

といった役目がある。

まず表面を一旦クリアにすることで、後の工程がより効果を増す。

目安は、革にツヤがなくなるまで行うこと。

ツヤがなくなってからもふき取りすぎると革を傷めてしまう。

(4)乳化性クリームを塗りこみ、なじませる(所要時間10分程度)

乳化性クリームをなじませる工程のイメージ

このステップは

  • クリームを塗りこむ
  • ブラシでなじませる
  • 余分なクリームをふき取る

といった工程に分かれる。

まず、靴と同色の乳化性クリームを指または小さめのブラシで塗りこんでいく。

筆者のおすすめは指を使う方だ。

指が汚れてしまうというデメリットがあるが、浸透度合いがわかりやすく、力加減も調整しやすいからだ。

クリームが革に吸収され、それ以上伸びなくなったら、追加のクリームを手に取り続けていこう。

特にしっかり塗り込む場所は

  • 足の甲のシワができる部分(履きジワ)
  • キズが目立つ部分
  • ソールの縁(コバ)

と覚えておこう。

クリームをなじませるためブラシをかける

乳化性クリームをブラシでなじませるイメージ

先ほどの工程で乳化性クリームをなじませたら、豚毛ブラシを使ってクリームを浸透させていく。

  • 足の甲にできる履きジワ
  • ソールの縁

には特に念入りになじませよう。

余分なクリームをふき取る

次は表面に残った余分なクリームをふき取る段階だ。

余分なクリームが残らないように、布のキレイな面を使ってふき取っていく。

それ専用の布を購入する必要はないが、

  • 不要になったシャツ
  • シーツ

などの、毛足の短いコットン生地が最適だ。

捨てるタイミングがあったら、ある程度の大きさに切り取って複数枚保管しておくと良い。

ここまでのステップで、靴にツヤが蘇ってくるだろう。

(5)靴磨きの段階:ワックスを塗り、鏡面磨きをする(所要時間20分程度)

靴磨きのイメージ
これが最後のステップにして「靴磨き=靴を光らせる」段階だ。ここで油性ワックスが必要になる。

油性ワックスの役割は「表面保護・防水性」だが、あるテクニックを使えば、靴を新品のように光らせることができる。

「鏡面磨き」は、靴を美しく光らせるオススメのテクニックだ。

ぜひ本章を読んでコツを身に着けてほしい。

ワックスの塗り方と場所

油性ワックスを指に取り、光らせたい部分に円を描いて塗っていく。

1回の適量は、ワックス表面をさっとなでる程度でかまわない。それが革に浸透し、伸びなくなったら次のワックスを追加しよう。

塗る箇所は主に

  • つま先
  • かかと
  • つま先からかかとにかけての側面

である。革に芯が入っていない、曲がらない部分と覚えておこう。

それ以外の箇所に塗り込むと、靴の通気性を損なってしまう可能性があるため要注意だ。

水をつけて磨く

鏡面磨きは、油性ワックスと水での磨きを交互に繰り返すテクニックだ。

油性ワックスを塗った上から水をたらし、濡れた布で磨いていると、徐々にワックスが膜に変わってくる。

この膜が靴の輝きの元になるものだ。

水磨きのポイントは3つ。

  • 磨きに使う水の量は1回・1箇所につき2滴が目安(靴に直接たらす量)
  • 布にしみこませる水は5滴が目安
  • ワックスが取れないように、極力軽いタッチで磨く

油性ワックスと水磨きを1箇所あたり20回程度繰り返せば理想的だが、少々マットな質感が好みの場合はちょうどいいところまででストップしよう。

最後は水だけの磨きで仕上げる

ちょうどいいツヤが出たら、最後は水だけで磨くことで「ワックスが膜を形成し、水を浸みにくくする」効果もある。

布をキレイな面に変えて磨くことを忘れないようにしよう。

以上が靴磨きの基本ステップだ。これらの方法はさまざまなタイプの革靴に応用が利く。

最初は記事を見ながら実践してほしいが、大きく分けると

  • 汚れを落とす
  • 油分・水分を与える
  • ワックスで膜を作り、コーティングする

という3つの流れがあることに気づくだろう。

ぜひ面倒くさがらずにやってみて欲しい。これを1か月に一度行うだけで、古い革靴でも見違えるように輝きを取り戻すはずだ。

トラブルがあった場合の解決方法

とはいえ、靴はファッションの中でもっとも負担がかかるものだ。

汚れや泥、雨などさまざまな負荷にさらされているため、知らないうちに靴にダメージが表れることもあるだろう。

そんなトラブルに直面した場合の対処方法をまとめておいた。

(1)カビの原因と対処方法

カビ菌は、空気中どこにでも存在している。

靴にしみこんだ汗や雨、保管する場所の湿気などはカビの格好の成長原因になる。

靴にカビが生える条件は

  • 雨や汗などの水分
  • 温度(10~35℃)
  • 汚れやクリームなどの養分
  • 酸素

が存在することだ。

カビを防ぐ最善は、このうち湿度をシャットアウトすることといえる。

もしカビが発生した場合

カビが発生してしまった場合は、

  • ブラシで表面のカビをはらう
  • アルコールで除菌

というステップを踏もう。

消毒用のエタノールはドラッグストアなどで入手できる。

コットンにしみ込ませ、靴の外側だけでなく、内側から底までふき取ろう。

(2)クレーターの原因と対処法

雨や大量の湿気を含んでしまった靴には、デコボコのようなクレーターができてしまうことがある。

これは、濡れた革がデコボコに膨らんで、そのまま乾燥することで起こる。

クレーターが発生した場合

クレーターを修復するには、発生するメカニズムの逆をたどることが有効だ。

つまり、再度水を含ませることで革をふやかし、乾燥するまえにデコボコをならすことで解決できる。

ペンや専用の丸棒などのなめらかな棒を使って、表面を押さえることでクレーターも元に戻る。

一度ならしたら、すぐには履かずにしっかり乾燥させよう。

(3)シミの原因と対処法

雨などで革が濡れると、革内部の色素が水分によって動き、ムラになってしまうことがシミの原因だ。

またもうひとつ、油分が付着することも原因になる。

このシミはブラシをかけたり、クリーナーを使っても落とせないため、革内部まで水や溶剤をしみこませ、シミの原因を薄めることが有効になる。

シミが発生した場合

対処法は、水シミなのか、油性のシミなのかによって2つに分かれる。

  • 水シミ:水をふくませた雑巾を使ってぼかしていく
  • 油性シミ:クリーナーの溶剤を使って溶かしていく

水でできたシミは、たっぷり雑巾をしめらせた雑巾を使って水拭きをして、シミをゆるめるようにぼかしていく。

油性シミは、クリーナーに含まれる溶剤で原因となる油分を溶かすことが有効になる。

さいごに

靴磨きをする男性のイメージ

靴磨きのステップは、最初こそ難しいと思うかもしれないが、一つひとつのステップはカンタンなものばかりだ。

これらのテクニックは一度身に着けると、自然にできるようになると共に靴の手入れがどんどん楽しくなっていく。

ぜひお気に入りの靴を「10年長持ちさせること」を目標に取り組んでみてほしい。

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